なぜ進学塾に通って中学受験をさせるのか?

子供の教育というのものはすぐに結果が目に見える形で現れるものではありません。

 

それでも、「中学生から高校生という感受性のいちばん豊かな時期を、より良い環境で、より良い教育をわが子に受けさせたい」という具合に考える親が増えているのです。こうした親心が私立中高一貫校を中心とした現在の中学受験ブームの背景に大きくあるという事ですね。

 

子供の数が減り、不景気なども影響して私立中学の受験者数が大きく減少するのではないかという懸念もありましたが、蓋を開けてみると人気校ほど受験をする小学生の数は減っていないのです。むしろ首都圏の中学受験率は2000年を境に上昇に転じていて増加傾向にあるのです。

 

その証拠に、中学受験を専門に指導する個別指導塾の「家庭教師ドクター」では生徒がここ数年急増し、塾講師求人をどんどん出しても、生徒の増加に先生の数が追い付かない状況だそうです。

 

2002年から実施された新学習指導要領と週5日制に対して、学力低下がさらに進んだと思われていますから(実際にそうですね)、親御さんの不安な気持ちもより中学受験ブームへの拍車をかけてきていると言えるでしょう。ゆとり教育が見直されたとは言え、よりよい教育を子供に受けさせたいと願う家庭ほど、今後もますます中学受験熱が覚めることはないでしょう。

 

現在我が子の中学受験を考えているお父さんお母さんが子供だった頃は、今ほど中学受験は一般的なものではありませんでした。特別に教育熱心な家庭や特定の私立中学校の校風にほれ込んで受験をさせるという家庭が多かったわけで、それが今ではまったく様子が変わってきたのです。

 

15年前や20年前であれば「もしも武蔵中学を受験して不合格だったら公立に行って高校受験で頑張ろう」「麻布がダメなら公立中学に進学する」という家庭が多かったのですが、今では第二、第三志望でもとにかく私立中高一貫校に進学させるという家庭が大半になってきています。「公立中学の教育はダメだ」と考える家庭が少なくないのです。

 

お子さんを預かる塾側、塾講師としては第一志望校一択ではなく、第二志望、第三志望まで視野にいれて勉強をさせることができますから、提案方法にも幅が出ました。

 

ただ、それにはもちろんちゃんとした数字データもあるのです。

 

それは、公立中学校から公立高校に進んだ場合は大学受験の時に圧倒的にハンディを背負うことになるという事なのです!

 

例えば最近の東大の現役合格者数ランキングを見ると、開成、灘、麻布、筑波大学付属駒場、桜蔭、栄光学園というように、私立、国立の高校によって上位が完全に独占されてしまっているのです。もはや公立高校のつけ入る余地はないのです。

 

同じように京大の現役合格率ランキングを見ると、甲陽学院、洛南、洛星、灘、東大寺、大阪星光とやはり私立、国立の高校が占領していrわけです。

 

つまり、いい大学に子供を進学させようと思ったら、中学の段階で受験をさせて6年間の中高一貫校での教育を受けることが最も確率が高いという事なのです。

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